青年女性委員会
令和5、6年度 委員紹介
作成中
令和3年度 委員会活動
委員会紹介
青年女性委員会は、自称青年の建築士と女性建築士とが集まって、活動を行っている委員会です。
地域貢献などをテーマに青年女性の自由で柔軟な発想にて多彩な活動を行っています。
様々な分野や立場の違う建築士との交流が生まれ、自然と知識や仲間の環が広がっていきます。
誰でも非常に溶け込みやすい委員会ですので興味のある方はぜひ参加してください。
活動報告
造って学ぼう! 森林整備から木材へ そして建築へ in 南箕輪小学校ver.
2019-12-24
南箕輪小学校のピザ小屋が完成しました。
2019年2月から始まり、第13弾の植樹作業ですべての活動が終了いたしました。
最初に会った時には、まだ三年生であどけない子ども達でしたが、一緒に作業する時間を重ねていく過程で、少しずつ、でも確実に子供たちの成長を感じる事ができました。
その子供たちも、活動が終われば四年生に。
長いようであっという間の一年でした。
鋸を使っての仕口加工や金槌による釘打ち、インパクトドライバーによるビス止め等のすべての作業が子ども達にとって初めての経験でした。
最初は危なっかしい手つきでしたが、徐々に上達し、子ども達自らで助け合い教え合う場面も見受けられるようになっていきました。
足場の上での建て方作業では、重たく大きな梁を子ども達が大勢で協力して運び揚げていました。
時折ヒヤヒヤする場面もありましたが、怪我をすることなく作業を終えることができホッとしています。
活動が終わる頃には、私たち建築士会一人一人の顔と名前を覚えてくれており、子供達から話しかけてくれることも増え、楽しい時間を共有できました。
子供達にはものを造る楽しさ、または難しさを体感してもらえたかと思います。
私たち大人にとってもかけがえのない体験になりました。
すべての活動が終了してから数日後、嬉しいことに子ども達から「お礼の会」への心のこもった招待状が届きました。
お礼の会では完成したピザ小屋の窯で焼いたピザをご馳走になりました。
さらにはお礼の言葉や歌のプレゼントまでもがありました。
子ども達からの感謝の気持ちがとても嬉しく、涙が溢れたのは私一人だけではなかったと思います。
私には三人の子どもがいますが、子どもが小さい頃に一緒に何かを造ることはあまり出来ませんでした。
この活動を通し、子どもと一緒にものを造ること、その中で会話をすること等の子どもと過ごす時間の大切さを改めて感じました。
自分の子どもが小学生だった頃を想起し、懐かしさと同時に子どもと一緒にものを造る時間がもっとあればよかったかなと感じた活動になりました。
末筆ではございますが、今回の活動に際してご尽力いただいたすべての皆様には大変お世話になりました。
子ども達が怪我なく安全に作業できたことにお礼申し上げます。
ありがとうございました。
きっと子ども達の心の中にも想い出として残ってくれると思います。
唐沢直樹
造って学ぼう! 森林整備から木材へ そして建築へ in 南箕輪小学校ver.
2019-12-24
子供たちがお礼の会を開いてくれました。
何日もかけて準備してくれたようで、かわいく飾り付けされた教室で子供たち考案の手作りピザをご馳走してくれたり、今までの活動をすべて模造紙にまとめ掲示された教室を案内してくれました。
子供達のおもてなしにとても感動しました。
造って学ぼう! 森林整備から木材へ そして建築へ in 南箕輪小学校ver.
2019-11-20
最後に地元の森へ植樹を行いました。
元々は予定になかった事業でしたが森林整備、製材、加工、木造建築へと活動を行っていく間に、最後に再び森からいただいた木をお返しすることで森の循環について学んでほしいと感じこの事業を行うことを決めました。
当日は上伊那地域振興局の方に協力していただき、地元の大芝高原セラピーロード内の森林へ50本のコナラの苗木を植樹しました。
あらかじめ決められた植樹場所に30センチほどの穴を掘り、苗木を植え、しっかり土で締め固めた上に乾燥防止の落ち葉をかけました。
いつか子供たちが大人になりこの森を見たときに自分たちで植樹したこと、小屋造りをしたことを思い出してほしいです。
すべての作業が終了しました。
造って学ぼう! 森林整備から木材へ そして建築へ in 南箕輪小学校ver.
2019-11-12
一度塗装した外側の木部に外部用の塗装を行いました。
それと同時に子供たちが彫刻したレリーフを中にビス止めし、ビザ窯小屋は完成を迎えました。
普段建物を造ることが仕事の私達でも、子供が描いた絵が実際の形となったことにとても感動しました。
小屋のデザインを考えた児童は
「自分が描いた絵とほとんど同じ小屋が出来てうれしい。小屋づくりは難しかったけど楽しくて建築の仕事に興味が湧いた」
と笑顔で語ってくれました。