長野県建築士会 上伊那支部　｜伊那市・駒ヶ根市・上伊那郡

　

　小学校の卒業式を終えた3月20日に、山本先生の元クラスの皆さんがピザ窯小屋に集合です。

　『造って学ぼう!　森林整備から木材へ　そして建築へ　in 南箕輪小学校ver.』の最終日。第13弾まで続いた最後のイベント、ピザ窯小屋とのお別れ会です。自分で作ったレリーフをインパクト使って取り外し多くの体験とともに持ち帰っていきます。

　第１弾の授業当時キラキラした目を輝かせていた３年生の彼らは４月から中学生になります。

　長い間、私たちにお付き合いいただいて互いに学べたことが多くありました。小学校時代の思い出となり、そして　ものづくり建築に興味をもって進んでくれる人が少しでもいますように。

森田　俊実

　2020年、箕輪中部小学校5年2組の子供たちから、これから飼う羊のための小屋作りに協力してほしいと依頼を受けました。コロナ禍で活動することが難しい時期ではありましたが、感染対策に努めながら協力することが出来ました。

　その子供たちも3月で卒業、羊も信大へ帰ります。そこで「ヒツジちゃんありがとうの会」を行うということで招待を受けました。

　子供たちがパワーポイントを使って、羊を飼う前の準備から、小屋作り、羊を迎え、出産、刈り取った羊毛をきれいにし利用する事など、いろんなことを学んでいく様子を分かりやすくまとめて発表してくれました。

私たちが出来た事は少しでしたが、子供たちの貴重な経験に協力できた事を嬉しく思います。子供たちにはこれからもこの小学校での経験を胸に、新しい環境でもいろんな事に挑戦してほしいと思います。

安藤　美果

　6月19日（土）、コロナ禍により、1年延期となっていた「関東甲信越建築士会ブロック会　青年建築士協議会（2021茨城大会）」が開催されました。
　今回はYouTube、Zoomを利用して初めてのオンライン配信を用いた大会となりました。
YouTubeでは大会のライブ配信、各分科会の映像・動画配信を行い、Zoomは各都県の参加者が集まりコミュニケーションを取る場として用いられました。
　第1分科会、テーマ［こんな時代だけど「どうする？」活動報告」では長野県代表として上伊那支部が活動の発表を行いました。2018年から2019年にかけて南箕輪小学校で行ったピザ窯小屋づくりと、コロナ禍の2020年に箕輪中部小学校で行った羊小屋づくりについてです。結果は最優秀賞をいただきました。多く人の協力を得て活動してきたことが、こうして地域を超えたくさんの人に伝えられたことを嬉しく思います。
　第2分科会、テーマ［こんな時代だけど「共有しよう」BEN→TOと建築］は10都県、それぞれがご当地弁当とご当地建築を組み合わせて7分間の番組をつくり配信するというものでした。発表時間はちょうど昼食時、私も昼食を食べながらそれぞれ特徴ある番組をとても楽しく見させてもらいました。コロナが収束したら実際に行ってみたいと思います。
　今回初めてのリモート開催ということで、茨城県建築士会の大会実行委員会の皆さんは大変なご苦労があったかと思いますがとても良い大会でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　安藤　美果