情報・広報・HP部会
活動報告
『遺したいまちなか』 建築士ながの掲載
2018-10-10
大正8年6月旧伊那町(昭和29年に伊那市)で全焼59戸、半焼43戸の大火があり、その後商店が次々と建築されたと記されています。
「伊那市誌・伊那市の歴史」 参考
伊那市の看板建築はその際建築されたもので、大正ロマンを感じる建物が並んでいます。
日頃はアーケードの上で見過ごされていますが、建築士会青年委員会でも以前紹介しています。
「遺したいまちなか」という言葉は重いですが、保存して頂けたらと思います。
建築史家・藤森照信氏が命名したもので、関東大震災後、商店などに用いられた建築様式のことのようです。
建物前面をモルタルなどで仕上げて装飾をつけています。
銅が安かった時代を反映してか銅板の看板建築もいくつかあります。
金澤直樹