青年女性委員会
活動報告
令和元年 関ブロ埼玉大会に参加して
2019-06-21
6月21日(金)に埼玉県秩父市で行われた「令和元年関東甲信越建築士会ブロック会 埼玉大会」へ参加してきました。
時間にゆとりを、と思い、朝早めの出発でしたが、慣れない一般道路を走ったため、到着は第一分科会が始まる直前!何とか間に合いました。
が・・・ちょっと焦りました。
各県代表の発表は皆それぞれの個性を打ち出しており、長野県代表・佐久支部の発表は内容・プレゼンともに素晴らしかったのですが、残念ながら、今年は最優秀賞受賞とはなりませんでした。
その中で今年の最優秀賞は、関ブロ開催県の埼玉県代表の地域実践活動報告でした。
埼玉県産材を使った木組みジャングルジムでのWSの発表は、参加者・主催者ともに、とても活き活きとしている内容で、一般市民との関りがいかに重要か、とあらためて感じました。
9月に行われる全国大会函館大会にて、さらに磨き上げた活動報告をしてくれることと期待しています。
2日目は恒例の「上伊那独自建築見学ツアー」
日本地学発祥の地である秩父を訪ねたのですから、国指定名称・天然記念物の長瀞岩畳をこの目で!ということで、「長瀞ライン下り」を体験。
梅雨の不安定な天候ながら、水上から長瀞一帯の特殊な地形を間近に観察してきました。
その後、「埼玉県立自然の博物館」にて、さらに地質学について学びました。
また、秩父には、崇神天皇の御代に知々夫彦命が機織を伝えたことが起源とされる「秩父銘仙」という伝統工芸品があります。
新年祝賀会で着物を着るようになったこともあり、「ちちぶ銘仙館」へ立ち寄ったのですが、建物が昭和5年に建造されたもので、登録有形文化財でもありました。
伝統文化と建築の両方を、同時に学ぶ機会を得ることとなりました。
中村香江