長野県建築士会 上伊那支部　｜伊那市・駒ヶ根市・上伊那郡

　南箕輪村の大芝高原にて開催された植樹祭に辻井支部長と二人で参加しました。

　上伊那の森林環境の保全に係る多くの関係団体や南箕輪小学校5年生等150名程が参加し、アカマツが伐採された場所に広葉樹（コナラ、山桜）の苗木を植樹しました。

　大芝高原の森は今では針葉樹を主とした大木が鬱蒼と茂る平地林で、身近な里山として貴重な自然環境を形成しています。毎年の植樹により徐々に広葉樹が増えることで彩り豊かな明るい針広混交林への林相転換が進んでいます。

　建築士会の綱領に「建築士は最新の指導者たるべし」と明記されていますが、今回森づくりに関わる多様な関係者の存在を再認識することで、持続可能な環境形成、省エネルギー、地域資源の地域内循環など建築士の先進眼から総合的な利活用を考え、その実践に協働で、率先して取り組む必要性を感じました。

 

副支部長　下平