本文へ移動

News & Information

第25回 「集い(長野県青年・女性建築士の集い)」in佐久
2013-07-12
2月23日に「集い」が佐久市で開催され、上伊那支部から5人で参加してまいりました。
各支部の持ち回り開催に戻って早何年。県内各所に行けるのも楽しみのひとつの「集い」です。そろそろ上伊那開催の番では?と、心配するほど以前に行った上伊那での「集い」を思い出し、時の流れを感じます。ある先輩会員曰く、「もう“青年”の歳じゃないし。。集い・関ブロは、どうでしょう?」その言葉が響く年齢になりました。でも会場には、ずーっと青年のいつものメンバーの顔がチラホラ・・まずは、ひと安心です。
15支部の地域実践活動・支部活動発表がメインのプログラムとなりますが、何年か前からは学生を対象とした「信州環境ECOコンテスト」の発表が行われており、将来の建築士の初々しい提案が聴ける機会も加わり、よりイイ刺激をもらってこられる「集い」となりました。今年は「避難所かんたん間仕切り」の提案という事で、入選7チームの高校生が発表。どの作品も避難所での快適性(環境・心理)を追求して良く考えられたものでした。自分が学生の頃にそこまで考えたか?いささか疑問です。確実に若いチカラは育っているんですね。自分も初心を忘れずに、頑張らなくては!
また、今回は3.11地震被災地の栄村復興村営住宅プロジェクトの実施報告も行われました。これは、建築士会が栄村から直接委託(行政の都合もあり、形式的には間接委託となる)された復興住宅建設の設計監理業務で、本会青年・女性委員会が業務にあたりました。士会の地元被災地への復興支援の大命題の元に、さまざまな課題解消を基本構想の柱としてまとめていったものです。雪国対策・地震対策・一人暮らし等孤立化の対策・継続的に活用できる住まい・地域材の活用・環境への配慮等、被災地として、栄村としての独自な要件をまとめ、建物に盛り込んで造られています。そして、この活動は士会として設計実務に取組んだ画期的な実績となり、地域貢献・社会貢献の点でも社会への良いアピールになったようです。
さて、メインプログラムの地域実践活動・支部活動の15支部の発表です。今年も各支部の興味深い活動報告を聴く事ができました。公益事業をより盛んにとの本会からのリクエストが有ってか、景観形成・まちづくり・地域活性等の社会貢献を意識した活動をどの支部も行っており、地域社会との交流を積極的に仕掛けています。我が上伊那支部では有賀副委員長が地域実践活動報告を行いました。社会貢献・建築活動委員会と共に行った「自慢のまち宮田」の街勉強会・「ぶらり飯島町」の街歩き、若者参加の街づくり協議会主催の「街歩きワークショップ」への協力、青年・女性委員会が県と共に企画開催した「いい伊那上伊那地域景観発見ツアー」の報告です。発表を聴けば他支部に引けを取らない内容。惜しくも表彰は逃しましたが、自己採点では次点だったと思っております。最優秀賞(関ブロ発表)は佐久支部の「佐久穂のまちなみ再考」という街並み勉強会の一連の活動です。一般市民・学生・行政と共に士会主導で行い内容濃い活動でした。使った費用も275万円との事で、すごい活動にはお金がかかる事も実感。上伊那は、お金をかけずに楽しく明るく元気な活動をしていきましょう!
「集い」を締めるのは懇親会。さっきまで緊張していた発表者も、糸がほぐれてお酒がすすみます。他支部の方とのブッチャケ話しもマタ楽し。上伊那以外の人と交流できるのも「集い・関ブロ」のイイところ。まだ参加してない人は次回からどうぞ!堅くなく楽しい会です。
(唐沢 豊)
公益社団法人
長野県建築士会 上伊那支部
〒396-8666
長野県伊那市荒井3497
伊那合同庁舎伊那建設事務所内
TEL.0265-78-6403
FAX.0265-76-2136
────────────
1.建築関係団体との連携
2.建築行政への協力
3.地域社会活動への参加
────────────
1
4
5
5
3
8
TOPへ戻る