防災委員会
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活動報告
災害時における対応に関する勉強会
2018-03-02
合同勉強会は約50名の参加となりました。
はじめに「災害時における建築士の役割」ということで大災害が発生した場合、発生からどのような問題が起き、建築士と市町村担当者の方々が具体的にどのように協同し対応をしなければならないのかを時系列で確認をしました。
一番急務なのは、皆さんご承知の避難施設等の応急危険度判定、その後は被害住家の被害認定判定(通称:一次調査、二次調査)さらに復興のための住宅相談などへ進んで行きます。
今回は、「住家の被害認定調査」に重点を置き勉強会を開催いたしました。
この調査は市町村で発行する「罹災証明」に係る重要な調査です。
正確に素早く調査し対応しなければならない作業で、これにより被害を受けた住民の方が仮設住宅への入居順番や助成金の額のなどが決定されます。
本来、市町村の業務ですが調査内容が事務的な作業ではなく、私たち建築士が関わらないと難しい判定項目の部分があるため、実際は市町村担当者と共同で進めることが最も良いと考えています。
同時に正確スピーディーな対応が求められ、行政と私たち建築士が有事の際に混乱しないために実際に顔を突き合わせ連絡を取り合える関係を構築することを目的として開催された勉強会でした。
丸山幸弘