まちづくり委員会
令和5、6年度 委員紹介
委員長 下平 浩市
副委員長 白鳥 珠美
委 員 伊沢 善平
委 員 唐澤 寿
委 員 酒井 宏文
委 員 中原 岳彦
担当副支部長 下平 浩市
活動報告
衣食住探訪 ー木曽ー
2010-04-18
昨年、社会貢献委員会の『衣食住探訪』の第一弾として陶芸教室、戸隠そば打ち体験が行われました。
今回は第2弾として木曽のそばをテーマに陶芸体験(器作り)を行い、木曽福島に出向きそば打ちを行うことで「食」文化にふれてきました。
まず4月18日に陶芸教室が行われ、前回失敗したそばちょこ(私だけ?)、お皿、ビールジョッキ等、それぞれ参加者の皆さん思い思いの作品を制作しました。
慰労会では木曽のお酒を飲みながら、これから訪ねる木曽の話題で楽しいひと時を過ごしました。
その後、日素焼き、釉薬掛け、本焼き、窯出しを終え
(城倉委員長に任せっぱなしでごめんなさい!)
5月30日「衣食住探訪in木曽」と銘打ってまず始めに”ふるさ と体験館きそふくしま”に出向き、そば打ち体験を行いました。
陶芸体験で作ったそばちょこの品評会が行われ、そのそばちょこで自分で打ったそばを食しました。
細いところがあったり太いところがあったりと見た目はあまり良くありませんでしたが、皆で苦労して作ったそば、自作のそばちょこで食すそばは格別な味 でした。
その後、”木曽漆器館”にて館長さんより木曽漆器の歴史、漆についての説明を受けた後、「漆塗り箸体験」を行いました。
箸にそれぞれの模様を描きな がら”My箸”を完成させました。
(次回はこれでそばが食べられるのかな?・・)
その後、漆塗り職人の町「平沢町(重要伝統的建造物群保存地区)」を見学し、木曽漆器職人 巣山定一さんの工房にてお話をお聞きし作品を見学させて頂きました。
漆器作りの大変さ、素晴らしさが実感でき、是非建築にも取り入れてみたいと思いました。
それぞれの体験を通し、その地域の食と文化に触れる良い機会ができたと思います。
次の企画を楽しみにしています。
衣食住探訪 ーそば打ちー
2009-11-15
11月15日伊那公民階にて社会・貢献委員会開催の「衣食住探訪」戸隠そば打ち体験・試食の事業に参加しました。
9月13日、第一回陶芸教室を企画していただき、そば猪口製作を行い、10月24日には釉薬付け、窯入れ、窯出しを行い、完成。
これで11月15日の準備が整いました。
自ら製作したそば猪口で 自ら打ったそばを食う、という体験は創作的であり文化的な体験でした。
戸隠そばは、標高1,000mの火山灰で栽培され、平均気温が低い条件で育ちます。
そばは肥沃でない土地で育ってこそ、美味いそばになります。
戸隠は古来より山岳密教のメッカの為、米、麦などの五穀の持ち込みが禁止されていました。
その為、山伏達は山中での修行中にそばを常に所持し、その実をすりつぶして、水で練った物に梅干しをすり入れ丸薬の様な物をつくって携帯したと言われています。
やがて、そばがき、そば餅、そば切り、振る舞いそばとして一般的なものになったそうです。
戸隠に暮らす人々は、そば文化を守り、歴史的背景を継承し暮 らしている訳です。
戸隠地方を陶芸教室、そば打ち教室から教わり、食文化の一端を体験する事は貴重な体験でした。
この事業を企画立案された城倉委員長に感 謝申し上げると共に、次回も続けていただく事を希望しお願いする次第です。
衣食住探訪 ー陶芸教室ー
2009-09-13
去る9月13日に社会貢献委員会の『衣食住探訪』の第一弾として陶芸教室が行われました。
『県内各地には地域色豊かな蕎麦の名所が沢山あるということで「蕎麦」をキーワードに浮かび上がった地域にスポットを当て、その地ならではの食材・道具・住まい等、地域に伝承される衣食住を探るべく、そば打ちと陶芸体験を通して信州の味と文化に触れてみたい』
という城倉直幸委員長の熱い思いのもと、陶芸初体験の15人の参加にて行われました。
初めに陶芸の基本中の基本である「手びねり」から教えて頂き、そばちょこ造り(私は『お酒』も嗜めるよう少し?大きめな器)に挑戦しましたが見るのとやるのとでは大違い!
丸っこい土の塊から器を作っていくのがいかに大変なことか。
製作途中
「うわぁ~~」
「ひび割れてきたぁ~~」
という廻りの声を何度となく聞きながら(当然私も同じ言葉を叫んでました)やっと完成することができました。
一ヶ月後に釉薬を自分で掛け本焼きに移ります。
11月中旬に予定されている”新そばの会”では自分たちで蕎麦を打ち(これも今から楽しみ!)、完成した自分の器で蕎麦を食べる計画となっています。
戸隠の蕎麦をいただきながら戸隠 地方の衣食住についてみんなで探訪できればと思っています。
小澤輝洋
長岡照子氏講演会を終えて
2009-07-12
社会貢献委員会では、中国の四川省大地震、宮城県大地震などを受け、日頃の備えについて『人と防災未来センター』で阪神淡路大震災の語り部としてボランティアで活動をされている「長岡照子氏の講演会」を計画し、7月12日13日の両日、伊那会場、駒ヶ根会場の2会場で実施いたしました。
この講演会は、建築士の日にあわせ士会の活動を知ってもらう事も含め、士会会員以外の一般の方々にも参加してもらうように呼びかけました。
上伊那支部としては一般にも呼びかけての講演会は初めてで、どのような方法で行うかなど委員会で何度も検討し開催地の伊那市、駒ヶ根市の協賛を得、上伊那各市町村にもPR活動に協力して頂き、会員の会場設営の協力も得て開催できました。
また2講演ではもったいないと駒ヶ根市の地区公民館でも夜の部の講演を企画して頂き、新しい交流の輪が広がりました。
この会場では地震体験車も準備され、いろいろな体験をすることができました。
全会場で合計150 名ほどの方に聞いてもらう事ができ、参加者の真剣な様子に、講師の長岡照子さんも熱のこもった話しとなり実のある講演会となりました。
2日間3講演とハー ドなスケジュールでしたが83歳の年を感じさせないタフな講師に震災経験を語り継ぐ迫力と、何も無いところからボランティア活動を通じて立ち上がってこら れた強い人間力を感じました。
社会貢献委員会として今後の取組みとしては、今年度の会員旅行の幹事となっていますので、この企画をしていきます。
講演会で縁ができましたので神戸方面へ「震災後の神戸の復興を見る」内容で計画しています。
ぜひ多勢の方の参加をお願いします。
また社会貢献委員会に御意見等がございましたらどしどしお寄せいただきたいと思います。
藤木豊