防災部会
令和6年度 委員紹介
委員会の紹介
近年多く発生している地震や豪雨災害など、私達の地域でも何時、被害に合うか分からない状況です。平成26年に発生した神城断層地震では多くの被害が発生し、今でも手のつかない所が有ると聞いています。また、建築士会では逸早く応急危険度判定や被害状況調査、住宅相談等の活動をしました。
上伊那郡内でも災害が発生した際には自らが身を守り最小限の被害に抑える努力をしなければなりません。私達、建築士の職能を活かし災害対策に備える活動をしたいと考えています。それには会員全員の協力が無ければ活動できません。絶大なるご協力を宜しくお願いいたします。
委員長:丸山幸弘
活動報告
災害対応緊急連絡体制について意識向上、体制構築のための会員全体会議
伊那市総合防災訓練に参加して
9月1日、伊那市総合防災訓練が西春近北小学校と西春近南小学校において開催されました。
参加者は自衛隊、警察、中部電力、建設業組合、西春近自治体(一般参加者)、西春近北小学生+職員、西春近南小学生+職員等、まさに被災し西春近北小学校が避難所となった状況での防災訓練でした。
私共建築士会上伊那支部も協力団体の一員として参加し「小学生(1年生から6年生まで)対象に防災教室を開催して欲しい。」との依頼でした。
内容は「自助」と言うことで「地震災害時に自分の身は自分で守る。」という趣旨での教室です。
子供たちは学校で被災した場合は避難訓練などもしています。しかし、家に帰って被災した場合どのように自分の身を守るのか?
皆さんの家庭でも考えて見てください。
例えば最大震度7以上の地震が夜中に発生したとして、自分の子供がどのように身を守るのか?あるいは自分の身は守ることが出来るのか?
会員の中には応急危険度判定士を取得している方も沢山いますが、その時に活動できるのか?家族を守る事が出来るのか?
今回、防災教室開催して欲しいと言われ開催しましたが、実は自分で身を守るための手段を改めて問いただされた良い機会になってしまった。と言うのが本音でした。