情報・広報・HP部会
活動報告
『遺したいまちなか』 建築士ながの掲載
2024-07-15
「西天(にしてん)」の呼称で親しまれている西天竜幹線用水路は、昭和2年に完成した岡谷市川岸の天竜川より取水し伊那市に至る農業用水路です。その道程、箕輪町八乙女にある深沢川の谷を越えるため水路橋(ラーメン構造)が建設されました。
昭和13年に水路橋としての役目を終え町道として利用されていましたが老朽化が進み、この5月より一部車両と歩行者・自転車のみの通行となっています。文化財指定されてはいませんが、遠くにそびえる山々を背景に美しい景観を作り出し、映画のロケ地やカメラマンには絶好の撮影ポイントにもなっています。また日本の近代土木遺産及び信濃の橋百選に選定されています。
所在地:上伊那郡箕輪町八乙女(やおとめ)
酒井 優